マンチェスターUが今夏に12選手放出か ラトクリフ共同オーナーがチームの大刷新を決断
アレックス・ファーガソン監督の勇退後、低迷が続くマンチェスターUがついに今シーズン終了後、大きく動き出すことが明らかになった。英大衆紙「デイリー・ミラー」が掲載した記事によると、なんと今夏の粛清対象となる選手は12人となる。 まずは守備陣からは右SBワンビサカとセンターバックのバラン、リンデレフ、マグワイアの4選手が放出。そして中盤からはカゼミーロ、エリクソンのベテラン2選手に加え、マンチェスターUでは芽が出なかったアムラバトが対象となっている。 さらに攻撃陣からは恋人への暴行容疑で訴えられたグリーンウッドとテン・ハグ監督との確執が表面化したサンチョをはじめ、8500万ポンドという日本円にして168億円もの移籍金を積んで2022年夏に獲得しながら頭角を現せなかったアントニー、最近では完全に戦力外となっているマルシャル、そして生え抜きスターのラシュフォードも含む5選手が放出リストに加わっているという。 逆に来季以降の残留が確定しているのは主将フェルナンデスをはじめ、メイヌー、ガルネチョの将来性豊かな19歳コンビ、今季加入したFWホイルンド、GKオナナ、メイソン、マルティネス、ダルト、ショー、カンブワラの10選手。ラトクリフ共同オーナーはサポーターに対し、強豪復活には「忍耐が必要だ」と話しているが、この大刷新を断行するとなると、その言葉の通り、チームの立て直しに時間がかかることが不可避となりそうだ。
報知新聞社