占1グランプリ優勝者は元芸人? 占い師「あい」の生き方
年末だからといって焦って決断をしないこと
現在の活動は占い関連のイベントをやったり、電話占いをやったり。電話占いは人気のようで、恋愛相談が多く、女性が7割、男性3割。30代~50代がメーンになっている。 「フルネームをお聞きし、お相手の声からスピリチュアルによる鑑定方法です。1時間2時間の人もいれば、2、3分の人もいます」とか。また、彼女は自身のこれまでを振り返り、本音をこう語った。 「私は嫌なことが人生で多かったんです。それはすべて占い師になるための苦労だったなと今は考えている。母親との関係が最も重くて、母親から親らしいことをしてもらった覚えがないんです。妹を高校に行かせたのも私のお金ですし、母親へ資金援助をずっとやってきた。それに離婚もしているし、金銭的に苦労をしてきたので、いろんな人の悩みも真摯に受け止めることができると思っています」 さて、今年も残りあとわずか。来年はどんな1年になるのか。誰もが気になるところだろう。 「占いで言うと、2017年の始まりは2月の節分から。だから2016年の終わりまでまだ1か月ちょっとある。年末だからといって、焦って決断をしないことです。新年はまだ先。新年が来たところで運勢が変わっていくものだし、この時期に何か話があっても、即決せずに、節分を区切りに考えることです。占いで救われることもあるでしょう。自分で考えていると、経験を基本にしてしか考えが及ばないので、そうとは限らないことがたくさんある。1人で悩む時間を取るよりも、勇気を持って話して欲しい。私は重々しい鑑定はしません。皆さん、笑って頂くことが多い。心が軽くなると思います」 この日のイベントには、漫才コンビ・ドボン(大木はんすけと松尾ゆうすけ)や大食いタレント・たらちゃんをはじめ、占1グランプリファイナリスト3人も登壇し、トークショーと各種占いを行い、随分と盛り上がった。来年の1月24日、同じ会場で占い師のトークと占いショー『占い魔女のあけおめナイト~占い師と新年会~』を行う。 (文責/フリーライター・北代靖典)