衝撃的な活躍…。欧州、今季大ブレイクの10代タレント(8)190cm超えの超怪物! スペイン待望のFWに!?
2023/24シーズンは例年と比較しても「10代の選手」にフォーカスが当たるシーズンだった。無名の存在から瞬く間に注目を集め、各クラブのサポーターからの期待を背負う姿は、まさにシンデレラストーリーだ。今回は、今シーズンに大ブレイクした10代の才能豊かな逸材を紹介する(成績は5月2日現在。市場価値や成績は『transfermarkt』を参照)。
FW:サムエル・オモロディオン(アラベス/U-21スペイン代表) 生年月日:2004年5月5日 市場価値:4000万ユーロ(約56億円) 今季リーグ戦成績:31試合9得点1アシスト 今シーズンのラ・リーガでは、ラミン・ヤマルやパウ・クバルシらバルセロナ勢のインパクトも凄まじかったが、アトレティコ・マドリードからアラベスへとローン移籍しているサムエル・オモロディオンも強烈な印象を残した。第33節終了時点で31試合に出場しており、2桁ゴール達成間近というところにまで迫っている。 彼のプレースタイルは“怪物FW”という言葉がしっくりくる。身長193cmという驚異的なフィジカルとアフリカにルーツを持つ選手らしい身体能力を併せ持っており、この体格ながら馬力で相手ゴールにまで迫ることができる。最後の局面でのプレー精度には課題を残しているが、所属元のアトレティコ・マドリードにはいないタイプの選手だ。 来シーズン以降、ディエゴ・シメオネ監督の下での活躍が期待されている逸材はA代表にこそ選出されていないが、年代別代表では主力として活躍して結果を残している。直近のスペイン代表に招集されている3人のストライカーは全員30代であり、今後のことを踏まえると彼が将来のエース候補として台頭する可能性もあるだろう。
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