戦線離脱のソフトバンク大関友久「これが今の自分の力」 自身の状態は軽症を強調
◆ソフトバンク投手練習(19日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクの大関友久投手(26)が左背部の張りのために出場選手登録を抹消されることが決まった。19日は本拠地で行われた投手練習に参加。倉野信次投手コーチと約20分会話した後、軽めのジョギングなどで調整した。 ■甲斐拓也にNYのあの人からメッセージ【写真】 18日の日本ハム戦での緊急降板から一夜明け、率直な思いを語った。「悔しい思いはやっぱり強いですし、最後まで1年間回りきりたかった気持ちもありますけど、これが今の自分の力だなと思っています」。今季はチーム3位タイの8勝をマークし、先発ローテーションを守り続けてきた。「まずは検査してっていう感じで、そんな大きいケガではないかと」と感触を話した。過去2年、夏場の離脱を経験した。今回もアクシデントとはいえ、三たび戦列を離れることになったことを冷静に受け止めた。 この日の練習中、有原航平が大関の元へ向かう場面があった。「しっかり休んでまた頑張ろう、みたいな感じでコミュニケーションをとってもらった」。普段からトレーニングなどで相談してきたエースの気遣いに大関も感謝していた。 今後はリハビリ組で調整を行う。「実際に投げられて、状態が良くなって、必要とされて(1軍で)投げられると思う。そこを目指してやりたい」。左腕らしく責任感の強さが言葉にこもっていた。(鬼塚淳乃介) 【#OTTOホークス情報】 【▼おすすめ記事は下記関連リンクから▼】 「出るだけの準備はできてきた」全治約4カ月の負傷から柳田悠岐が復活へ―。
西日本新聞社