「民主党は出産後の中絶を推進中」?トランプ陣営によるネガキャンに、カマラハリスが猛然と反論!
大統領選挙の候補者たちは、9月10日に開催された白熱した討論会で対決した。民主党候補者のカマラ・ハリスは、民主党陣営が「出産後の中絶を認めているのではないか」というライバルの主張を否定した。 【動画】カマラ・ハリス、「中絶推進疑惑」に関する全回答 「嘘の連続を聞くことになると予告していた」と彼女は述べた。9月10日(火)にドナルド・トランプとのテレビ討論中、カマラ・ハリスは、トランプが主張した「民主党が出産後の中絶を合法化しようとしている」という非難を否定した。アメリカ前大統領のドナルド・トランプは、討論の進行役に対して、カマラ・ハリスが妊娠の最終月における中絶に賛成かどうかを尋ねるように求めた。
「アメリカの女性を侮辱している」
ドナルド・トランプは、2019年にバージニア州で提案された、妊娠後期の中絶に関する規制を緩和する法案について言及した。「彼らは妊娠9か月目に中絶を行っている」と彼は述べた。「過去にバージニア州知事は、『赤ちゃんが生まれてから、どうするかを決める』と述べた。つまり、赤ちゃんを処刑するということだ」と付け加えた。そして、「民主党はこの分野では過激だ。彼女が副大統領として選んだ人物は、妊娠9か月目の中絶を完全に容認している。彼はまた、中絶ではなく処刑だから、赤ちゃんが生まれた後の処刑はOKだと言う。そして、それは私には許せないことだ」と続けた。 これに対して、司会者のリンジー・デイビスは「この国には、赤ちゃんが生まれた後に殺すことが合法な州はない」と応え、その後、カマラ・ハリスに発言を回した。「アメリカのどこにも、妊娠を全うしてから、中絶を求める女性はいない」と、カマラ・ハリスは発言し、中絶の権利が制限された州に住む女性たち、特に近親相姦の加害者によって妊娠させられた被害者の苦しみについて言及した。「そんなことは決して起こらない。アメリカの女性を侮辱している。」また、副大統領のカマラ・ハリスは、アメリカの女性たちに全国で中絶の権利を保障していた「ロー対ウェイド判決」の復活を支持すると述べた。
text: Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr)