筆者撮影

暮らしに役立つ家電製品を多く展開している株式会社山善は、2024年10月30日に新商品のタッチ＆トライ会を開催しました。発表されたバッテリー家電シリーズ「ELEIN」の保冷温庫やコンパクトなAC高圧洗浄機、高さ調整にこだわった電動昇降デスク、3役をこなすテレビスピーカーなどの特徴や使用感を紹介します。 ◆【画像9枚】山善の新商品を写真でチェック！ ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

【山善の新商品】オールシーズンで使える「ELEIN」の保冷温庫

「ELEIN」は同社が2024年6月から展開しているバッテリー家電の新ブランドです。これまで「バッテリー＆充電器」を2アイテム、バッテリー対応家電を6アイテム、ポータブル電源を3アイテム、ソーラーパネルを4アイテム展開しています。 家庭機器事業部・商品企画1部・MD2課の近藤富昭氏によると、今夏は猛暑などの影響もあり、特に約7万円のポータブルクーラーが好評だったそうです。他の製品群に関しても想定を上回る反応とのことで、「今後もラインナップを拡大していきたい」と意気込みました。 今回、新たに発売する保冷温庫は、ELEINシリーズで共通するリチウムイオンバッテリーに対応し、ポータブルでも使用することができるのが特徴です。温度設定は-18℃～60℃で可能。オールシーズンで活躍します。 ラインナップは3種類あり、幅465×奥行320×高さ261mmのYFR-DC90が5万4220円、幅666×奥行391×高さ354mmのYFR-DC250が5万5440円、幅666×奥行391×高さ462mmのYFR-DC350が6万6440円。価格は参考で、いずれも税込です。 保冷機能のみで手頃な価格帯の商品は多いそうですが、保冷・保温機能を両方搭載するモデルで同価格帯のモデルはあまりなく、同社はチャンスと捉えています。 また、ポータブルの保冷温庫はアウトドアニーズなど日用使いしないユーザーがほとんどですが、ELEINの保冷温庫は同ブランドのソーラーパネルと接続して太陽光エネルギーを活用できる設計なので、家庭で日常的に利用できるのもメリットです。