実況解説も魅力! 東海オンエア・虫眼鏡が語るMリーグ「チーム戦制度でエンタメ性が激増した」
9月16日、Mリーグの2024-25シーズンが開幕した。年々その熱気は高まっており、麻雀好きはもちろん、麻雀(マージャン)のルールがわからないビギナーさえもとりこにしている。 動画クリエイター「東海オンエア」の虫眼鏡氏も、そんな熱狂にハマったひとり。虫眼鏡氏がMリーグの魅力を語る。【Mリーグは今が一番アツい!③】 * * * ■実況解説も面白くて飽きない 僕はチーム「KADOKAWAサクラナイツ」のファンで、サクラナイツの試合は全部見て応援しています。 もともと麻雀のルールは知っていたのですが、麻雀番組の切り抜き動画でプロの対局に興味を持ち、3年ほど前からMリーグを見るようになりました。 その後、サクラナイツの内川幸太郎選手と個人的に交流を持つようになったんです。内川選手の雀風(ジャンぷう・麻雀の打ち筋)もすごく好きで、一緒に麻雀の入門書も出しました。 僕が言うのもおこがましいですが、内川選手はすごく基本に忠実で、見ていて勉強になる麻雀を打ちます。Mリーグにはいろんな雀風の選手がいるのですが、王道の打ち方をしている内川選手が勝ったときには「これぞ麻雀だ!」と思えてすごくうれしい気持ちになりますね。 内川選手がきっかけでサクラナイツのことも応援するようになってからは、Mリーグをより楽しめるようになりました。 Mリーグは各チームが約100試合対局するレギュラーシーズンがあり、そこからポイント上位のチームがセミファイナル、ファイナルへと勝ち上がっていきます。なのでその日の1試合に勝つことだけが目的ではなく、トータルで成績をプラスにしていくという目標があるんですよね。 それに、プロの麻雀大会やリーグ戦はほとんど個人戦なのですが、Mリーグは団体競技なので、チームを意識した独特の選択があるのも面白いポイントになっています。 というのも、麻雀は運が大きく絡む競技なので、1着を諦めざるをえない場面も多いんです。そんなときにもチームのことを考えてこれ以上ポイントを失わないように最善を尽くしたり、あるいは逆転の可能性を最後まで模索し続ける姿をMリーグでは頻繁に見ることができます。