柔道女子４８キロ級パリ五輪代表の角田夏実が特別講義「準備したことで自分に自信を持てる」大学生も興味津々
柔道男子６０キロ級でパリ五輪代表の永山竜樹、女子４８キロ級で同代表の角田夏実（ともにＳＢＣ湘南美容クリニック）が１０日、ＳＢＣ東京医療大の「武道文化論」で、特別講義と技の披露を行った。角田は自己紹介から自身で作成したパワーポイントを使って丁寧に講義。「武道だけに限らず、準備したことで自分に自信を持てたりっていうのはある」と前もって準備する大切さを語り、「ネガティブな考えを出すことで不安を解消できたりもします」と自身のモットーなども熱弁した。 講義後、学生からは多くの質問が寄せられた。「試合でガッツポーズをしたことがあるか」という質問に対し、永山も角田も「したことがない」と声をそろえると、会場はざわめき。「『ありがとうございました』となってからだんだん喜びがこみ上げてきたりしますが、試合の時にはあまりそういう感情がないです」と角田。武道家としての立ち居振る舞いに、学生たちは興味津々だった。
報知新聞社
