「ユニクロとは思えない高クオリティ」を格安で実現…“UTの傑作アイテム”4選
メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第490回をよろしくお願いします。 夏本番、こう暑いと着たくなるのはTシャツ一択です。 ⇒【写真】着用例。20万円超えも珍しくないピーナッツデザインを再現復刻した「ピーナッツ UT/オーバーサイズフィット」 無地もいいですが、重ね着ができない真夏では柄やプリントがほしくなりがち。というわけで、今回は皆大好き「プリントTシャツ」について。ユニクロのTシャツラインUTで買うべきアイテムをピックアップしてみました。
近代ニューヨーク、ポップアートの代表格
〇キース・ヘリング サブウェイ・ドローイング UT/オーバーサイズフィット 1290円 もうずっと以前からユニクロとタッグを組んでいるキース・ヘリング。 近代ニューヨークのポップアートを代表する人物で、アンディ・ウォーホルと並び評されています。地下鉄の空いている広告版に作品を描く「サブウェイドローイング」は約5年間、数千点に及ぶ量を手がけたと言われています(ほとんどが消失していますが)。 今までユニクロはキース・ヘリングのアイコニックな作品そのものをグラフィックにしていましたが、今回はニューヨークの地下鉄に描かれているキース作品の様子を撮影したもの。その上にサインを乗せており、より奥行きを感じるものとなっています。
オーバーなサイズ感とシルキータッチの高級感ある素材
フォトプリントならではの色彩の美しさ、サインの絶妙なカラーリングと位置でなんだかシュプリームのTシャツみたい。 オーバーなサイズ感とシルキータッチの高級感ある素材で完璧なまでにブランド見えします。これが1290円は安い。ただし在庫希少です、お早めに。
シックな色使いと程よいサイズのプリント
〇UTアーカイブ UT アンディ・ウォーホル 1500円 ポップアートと言えばなグラフィック。20世紀を代表するアーティスト、アンディ・ウォーホルですね。 シルクスクリーンプリント、マリリン・モンロー……大量消費を象徴する題材を使いアートの新しい価値を模索しました。アパレルの題材としても愛され、多くのブランドがこの作品を引用しています。 シックな色使いと程よいサイズのプリントであまり主張がなく、着回しやすいデザインでしょう。