【独自】非公認候補 高木毅氏が党支部資金を選挙区“地域支部”に支給 衆議院選挙に使用された実態が明らかに【報道特集】
村瀬キャスター 「あれは選挙活動のためのお金ということですね?」 本田支部長 「選挙経費。活動というか、経費だけど個人演説会もされるもので商工会議所を借りてそこの借賃も、みんな活動。とにかく事務所持ってくれ、活動費は全部領収書持っておいてくれ、その分は渡します、という話でうちらは動いていた」 指示していたのは高木氏の秘書だったという。さらにこの90万円の使い道は… 本田支部長 「(高木氏が)遊説に来て、小浜でご飯食べるときは、みんなその中から出して。TBSが昼飯の時に撮影に来ていたでしょ」 報道特集は10月、高木氏が昼食をとる場面を取材していたが、高木氏や陣営スタッフのこの弁当代も90万円から支出されていたという。 ■「100人中100人がそう思う」支部長が明かす本音 本田支部長 「昼飯食べていたでしょ。一人1000円か1500円の弁当なら20人前やったら3万円かかるから」 村瀬キャスター 「その90万円はもちろん、選挙活動のために使われたというのか」 本田支部長 「実際に支払いをそこからしている」 支部長はこの金は、当然、高木氏の選挙活動の資金と思って使っていたと話した。 村瀬キャスター 「今回の非公認というのが『形だけの非公認』とか、『偽装非公認』というような言い方をされてますよね?」 本田支部長 「誰が見ても100人中100人がそう思う。2000万円も出したらね。選挙期間中であればそういう風に考えざるを得ないよな」 さらに、武生支部には130万円が振り込まれた。 その支部長というのは、福井県議会議長の宮本俊氏だ。高木氏の選挙期間中には… 自民党武生支部長(福井県議会議長) 宮本俊氏 「黒い猫も白い猫もネズミ捕る猫はいい猫だという言葉があります。大切なことはネズミを捕るかどうかなんです。その仕事をきちんとしてもらうためには、他の方になっていただいたんでは困るんです」 高木氏を強く支援していた宮本氏。130万円は何に使ったのか?電話取材に応じた。
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