走行不能になったホンダ「CT125ハンターカブ」のエンジン

バイクの醍醐味といえばツーリング。今回はバイク系YouTuberのワロスメンさんが自身のYouTubeチャンネルで公開した、一味違うツーリングを楽しむ動画を紹介します。 【写真】ハンターカブで行く長距離の限界ツーリングの模様をチェックする（全5枚）

原付で群馬から新潟へ！　長距離日帰り限界ツーリング

ワロスメンさんの動画では「限界ツーリング」と称されているこのツーリング。バイク仲間のテキサスさんが先導し、原付7台で群馬県から新潟県まで向かう長旅にトライします。それに加え、日帰りかつ、最短ルートを取らずに下道を走るというハードさは「限界」と呼ぶに相応しいでしょう。 一同の最初の目的地は榛名湖。榛名湖へ向かう峠道は勾配がきつく、旧型ハンターカブは失速するほどでしたが、無事に到着しました。到着早々、ワロスメンさんが迷子になるというトラブルはあったものの、なんとか仲間と合流して次の経由地へと走り出します。

旅の目的は新潟のカニ！　しかし道のりは遠い……

テキサスさんから聞かされたツーリングの目的は、「新潟にカニを食べに行くこと」のみ。毎年恒例のツーリングのようで、「日を跨ぐってことは確実」ということしか分からない過酷な企画のよう……。とはいえ、この日は快晴でツーリング日和。GWでありながら渋滞もなく、快適なツーリングを楽しんでいる様子が分かります。 一同が次に向かったのが、“走りごたえ”のある万座ハイウェー。原付では失速しやすく走りにくい道のようですが、その過酷さも楽しむのが限界ツーリング。万座ハイウェーを抜けると、県道466号を長野県に向けてひた走ります。この時点でも海の気配は一切なく、カニへの道のりはまだまだ遠いようです。

トラブル連発！　通行止めに原付が走行不能!?

続いて一同は毛無峠へ向かいましたが、積雪の影響によりまさかの通行止め！　仕方なく峠越えを諦め、地上に降りることに。休憩がてら、コメリの向かいにあるセブン-イレブンに皆で立ち寄りますが、既にワロスメンさんのバイクには悲劇が起こっていたのです……。 ワロスメンさんがバイクから降りると、シートも足もびしょ濡れ。その原因は、オイルフィラーキャップが外れて噴き出したオイルでした。走行不可能なため、原付を乗り捨てて帰るつもりだったワロスメンさんでしたが、テキサスさんが目の前のコメリで見つけてきた蓄圧式噴霧器のキャップをはめてみると、穴にピッタリ。応急処置ができ、無事にツーリングを続行することができたのでした。 視聴者からは、この奇跡に「ぴったりハマってワロタ」「さすが師匠（テキサスさん）！　素晴らしい対応力で尊敬しました」との声が続出。念願の蟹にありつける後編の動画も公開されていますので、ワロスメンさん達の限界ツーリングを最後まで見届けてみてはいかがでしょうか？