【横浜好き】キャッチフレーズは『横浜進化』。ベイスターズのキャンプ初日を振り返る
元守護神と言えば、ソフトバンクで長らくその座を務め、通算127セーブを記録している森唯斗も初日からブルペン入りしています。キャンプ初日のウオーミングアップを終えた後、昨年のファン感謝祭で自分をイジった上茶谷大河とキャッチボールを行なった森唯は、ブルペンで19球を投げ込みました。
昨オフにソフトバンクからまさかの戦力外通告を受けてベイスターズの一員となった右腕は、昨季から本格的に先発転向となりましたが、日本一に何度も輝いたその豊富な経験は、ポジションはどうあれ、チームにとって大きな力になるはずです。
今季からキャプテンに就任した牧秀悟は、ウオーミングアップのランニングでは先頭を走ってナインを引っ張り、打撃練習で同組だったルーキーの渡会に声をかけるなど、初日からその立場にふさわしい姿を見せていました。
フリー打撃ではノーアーチに終わり、「(打撃は)見せられるものではなかった」と残念そうな表情も見せましたが、キャプテンマークの入った真新しいユニフォームに身を包み、「チームとしては絶対優勝したい」と意気込みを語っています。
今季のキャッチフレーズは『横浜進化』に決まりましたが、『一心』『反撃』『頂戦』と続いて4年目の『進化』で悲願達成となるか。まずは春季キャンプから、選手たちの日々の進化に注目していきたいと思います。
文:大久保泰伸
大久保泰伸