インド与党連合「国民民主同盟（ＮＤＡ）」を構成する２党が５日、モディ政権への支持を表明し、８日にも政権が発足する見通しとなった。モディ首相、４日撮影。（2024年　ロイター/Adnan Abidi/File Photo）

Rishika Sadam　Shilpa Jamkhandikar [ハイデラバード(インド) ５日 ロイター] - インド与党連合「国民民主同盟（ＮＤＡ）」を構成する２党が５日、モディ政権への支持を表明し、８日にも政権が発足する見通しとなった。 総選挙でモディ氏率いるインド人民党（ＢＪＰ）は単独過半数に届かなかったため、２０１４年の就任以降初めて、首相は連立パートナーからの支持を得て３期目の政権を樹立する。 ＮＤＡを構成する南部の地域政党テルグ・デサムと北部のジャナタ・ダル（統一派）が５日支持を表明した。 地元メディアによると、８日にもモディ氏が新たに首相就任、新内閣が発足する。 格付け会社フィッチは５日、与党連合が議席を減らしたことは政府による改革にとって課題をもたらすと指摘。しかし「政府は設備投資の促進、事業環境の改善、緩やかな財政再建に重点を置いた政策が継続される」との見通しを示した。