“38歳”の今でも得点力に衰えなし ボスニア・ヘルツェゴビナ代表で67ゴールを奪う圧巻の得点力
先日のドイツ戦でも得点を記録
11日にUEFAネーションズリーグのリーグA・グループ3第3節でドイツ代表と対戦したボスニア・ヘルツェゴビナ代表。1-2で惜しくも敗れたが、その1点を奪ったのは、今も代表で戦い続ける38歳のFWエディン・ジェコだった。 大ベテランと呼べる年齢にはなっているが、ボスニア・ヘルツェゴビナにジェコを超えるストライカーはいない。ジェコは現在トルコの名門フェネルバフチェに所属しており、昨季は国内リーグで21ゴール、今季も7試合で早くも5ゴールと、得点を量産している。衰えを感じさせぬパフォーマンスで、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表でも欠かせない絶対戦力だ。 ドイツ戦でのゴールにより、ジェコの代表通算得点数は67点となった。これは元スペイン代表FWダビド・ビジャ、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチといった選手をも上回る。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表でも歴代最多得点数だ。 また、ジェコは通算出場数もボスニア・ヘルツェゴビナ歴代No.1となる137試合だ。代表デビューした2007年より代表で戦い続けており、最多出場&最多得点記録を持つ英雄だ。クラブでのパフォーマンスを見ても、ワールドクラスの点取り屋と言えよう。
構成/ザ・ワールド編集部