“最後の証人尋問”斎藤知事が午後に百条委出頭…パワハラ疑惑などについて聞かれる見込み 元県民局長の処分は「公益通報者保護法に抵触する可能性」と弁護士
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兵庫県の斎藤元彦知事によるパワハラなどの疑惑を調査する百条委員会は25日、最後の証人尋問を迎え、午後には知事が出頭する予定です。 兵庫県議会の百条委員会は、元県民局長が告発した斎藤知事によるパワハラなどの疑惑を調査しています。午前は、参考人として公益通報に詳しい弁護士が招かれ、委員からの質問に答えました。 元県民局長が4月に公益通報しているにもかかわらず、県がその結果が出る前に元県民局長を告発者と特定し、懲戒処分にした対応について、「公益通報者保護法」に抵触する可能性があると指摘しました。 (結城大輔弁護士)「通報者を探したり、こういったことはしてはいけないとなっていて、そうしないように体制整備しなければいけないというのが、組織に義務づけられているので、これに違反すると体制整備義務違反の状態になる」 午後には最後の証人尋問に片山元副知事と斎藤知事が出頭。斎藤知事はこれまで県の対応について「適切だった」としていますが、改めてその認識やパワハラなどの疑惑について聞かれるとみられます。
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