がん闘病の森永卓郎氏 昨夏に金融資産を生前整理 1日で「とてつもない利益」も「世の中うまくいかない」
経済アナリスト森永卓郎氏(67)が2日放送の文化放送特番「森永卓郎と森永康平の親子経済学」(後3・30)に長男の経済アナリスト・森永康平氏(39)と出演し、生前整理で上げた利益について語る場面があった。 【写真あり】まだまだ元気!クリスタルキングの「大都会」を熱唱する森永卓郎氏 23年末にステージ4のすい臓がん闘病を公表し、後に詳細な検査で原発不明がんであることが判明し「この1年間は生前整理を進めてきた」と森永氏。金融資産も処分したそうで「昨年7月11日に持っている外貨、投資信託、外国株式、全部処分しました」と明かした。 「(当時は)為替が160円台、日経平均が4万2000円ぐらい、ピークだったんです。だからとてつもない利益が転がり込んできて、あの日1日だけで三千数百万円もうけたんですね」と告白すると、番組進行を務める文化放送・甲斐彩加アナウンサーも「おおー」と驚きの声。 しかし「世の中うまくいかなくて」と続ける森永氏。がんの自由診療の治療費は「保険の部分もあるんですが月間の医療費が120万円ぐらいかかってる」と明かし、「猛烈な勢いでそれを食いつぶしてる状況。バブルっていう泡が点滴薬という液体に変わった」とユーモアを交えて現状を明かした。 「そのお陰かどうか分からないけど、余命4カ月が1年まで来た。だから(治療に)金かかってるんですよ」と話し、笑いを誘っていた。