＜欧州選手権　トルコ・ポルトガル＞前半、先制ゴールを決め喜ぶポルトガル代表ベルナルドシルバ（ロイター）

　◇欧州選手権1次リーグF組　ポルトガル3―0トルコ（2024年6月22日　ドルトムント） 　サッカーの24年欧州選手権（EURO）ドイツ大会1次リーグ第2戦、ポルトガルがトルコに3―0と完勝。得点した過去11戦で全て勝利しているFWベルナルドシルバ（29＝マンチェスターC）が、前半21分に先制ゴールを決めるなど活躍。開幕2連勝でF組首位での決勝トーナメント進出を決めた。なお、7月1日の決勝トーナメント1回戦ではA、B、C組のいずれか3位と対戦することになった。 　白星発進同士の激突となった一戦は、前半21分に先制ゴール。メンデス（パリSG）の左からのグラウンダーのクロスが相手に当たって方向が変わると、走り込んだベルナルドシルバ（マンチェスターC）が左足の強烈なシュートで豪快にネットを揺らした。 　前半28分には相手ミスによって追加点。アカイドゥン（パナシナイコス）とGKバユンドゥル（マンチェスターU）の息が合わず、バックパスがそのままゴールインとなるラッキーな形で2点目が生まれた。 　2―0で前半を終えると、後半11分にも追加点。C・ロナウド（アルナスル）が後方からのするスルーパスでDFラインを抜け出すと、ゴール前でシュートを狙わずフリーの味方へパス。B・フェルナンデス（マンチェスターU）は無人のゴールへ難なく流し込み、今大会初ゴール。得点後はアシストしたC・ロナウドを喜びを分かち合った。 　試合はこのまま3―0で終了。開幕2連勝を飾り、F組首位通過が決定。ベルナルドシルバが得点した試合は12戦12勝と“全勝神話”継続。活躍したベルナルドシルバはこの試合のマン・オブ・ザ・マッチ（MOM）に選出された。