地元企業を紹介冊子発行「つなぐ」と市民タイムス 長野県中南信の高校などに配布
信州・市民新聞グループの「つなぐ」(長野県岡谷市)や市民タイムス(本社・松本市)などは、地元企業紹介冊子「TSUNAGU(つなぐ)2025」を発行した。中南信地区の高校や専門学校など55校に配布し、進路選択に役立ててもらう。 冊子はA4判フルカラーで364ページあり、所在地・業種ごとに企業を紹介している。見開きで先輩のインタビューや一日の仕事の流れなどを写真付きで載せている。本年度は昨年度より26社多い178社を掲載し、約1万3000部を発行した。 12日に中信地区を代表して松本美須々ケ丘高校(松本市)で配布式が開かれ、生徒会役員などが出席して冊子を受け取った。冊子を読んだ生徒会長(17)=2年=は「大学卒業後の進路までイメージできる」と話し、「TSUNAGU」の薩摩林建代表(52)は「進学の先に必ず就職がある。身近な地元企業やいろいろな業種を知ることに役立ててもらえれば」と願っていた。
市民タイムス