地元出身・高橋選手…野球人生をかけたトライアウト 新球団ハヤテ223で「勝負の1年」 開幕に向け準備進む…経済界からは期待の声 静岡市
ビーチホテルゴーシーズ 合志倫明代表取締役:「すべてのお布団をもう一度、布団乾燥機で乾燥して、快適なお布団を(選手が)来ていただくまでに作り上げておく」 Q.選手が宿泊されるのはいつ頃からですか A.「8日から最初の選手が到着します。スタッフ総出で準備していますので」 まずは始動から2カ月間、最大30人ほどが利用できるように準備が進められています。 ビーチホテルゴーシーズ 合志倫明代表取締役:「ゼロから新しいものができていく、前向きな感じがすごく大好きなので、少しでもお力になれたらと引き受けました」
選手たちを支えるのは、ホテルのスタッフだけではありません。 Q.皆さんはどんな担当で ヒバリヤ 佐野隆さん:「今回、選手の食事を担当するヒバリヤグループです」 清水区に本社を置く、スーパー「ヒバリヤ」。自社で仕入れた食材を飲食部門のスタッフがホテルで調理して提供します。 ヒバリヤ 佐野隆さん:「地元の企業として、地元に新たにできるスポーツチームを応援したい。練習後の選手の体調・健康・パワー・スタミナを補っていただけるような料理を提供したい」
スタジアム名は愛称「ちゅ~るスタジアム清水」か
さらに、新球団をめぐって新たな展開も。ハヤテ223の本拠地となる清水庵原球場のネーミングライツの募集に対して、清水区のいなば食品が応募したことが分かりました。猫用おやつの「CIAOちゅ~る」にちなんで、「ちゅ~るスタジアム清水」を愛称として提案。ネーミングライツに応募したのは、いなば食品だけで、静岡市は今月中旬にも、ハヤテ223を含む三者で、契約締結式を開く予定です。
地元からは心配する声も…懸念は駐車場不足
前向きな動きが続く一方で、球場周辺の住民からは不安の声が…。 地元住民:「地元にとっては交通の不便というか、渋滞が気になるところ」 住民:「高校野球が行われるときは、駐車場が足らなくなる。みかん畑があるのだけど、そこに車を置いて苦情が出ていました」 懸念されるのは、駐車場不足とアクセスの問題。清水庵原球場の収容人数およそ1万人に対して、駐車場は最大600台程度。試合時には駐車場の不足と周辺の混雑が予想されます。