37歳モンフィス 世界3位撃破でフェデラーに次ぐ記録も8強ならず、ダブルヘッダーで力尽きる<男子テニス>
シンシナティ・オープン
男子テニスで世界ランク46位のG・モンフィス(フランス)は日本時間17日(現地16日)、シンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)のシングルス2回戦と3回戦にダブルヘッダーで出場。2回戦では同3位で第2シードのC・アルカラス(スペイン)を4-6, 7-6 (7-5), 6-4の逆転で破ったものの、3回戦では同16位で第15シードのH・ルーネ(デンマーク)に6-3, 3-6, 4-6の逆転で敗れベスト8進出とはならなかった。 【動画】アルカラスがラケット破壊!珍しいシーン 37歳のモンフィスは今大会、1回戦で今月行われたナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)で優勝を飾った世界ランク23位のA・ポピリン(オーストラリア)を下し2回戦に駒を進めた。 21歳のアルカラスとの顔合わせとなった2回戦は現地15日に開始したが、モンフィスから4-6, 6-6 (3-1)の時点で雨天により順延となっていた。 そして現地16日に再開された2回戦では、第2セットのタイブレークを取り切ったモンフィスがファイナルセットでも1度のブレークに成功し、逆転勝利を収めた。 モンフィスはこれにより、2019年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で38歳にして当時世界ランク2位のN・ジョコビッチ(セルビア)を破ったR・フェデラー(スイス)に次ぎ、今世紀で世界ランキングトップ3の選手を破った2番目の年長選手となった。 そしてモンフィスはアルカラスを撃破した約2時間半後に再びコートに登場し、21歳のルーネと対戦。この試合は第1セットを奪い先行したものの、その後の2セットを接戦の末に落とし2時間14分で力尽きた。 なお、勝利したルーネは準々決勝で世界ランク19位のF・オジェ アリアシム(カナダ)と同28位のJ・ドレイパー(イギリス)の勝者と対戦する。
tennis365.net