駅の改札で「Suicaを紛失して帰れないので500円貸して」と声をかけられました。同情してお金を貸しましたが、友人に「詐欺だよ」と注意されました。こんなに“少額”の詐欺もあるのでしょうか…?
寸借詐欺に遭わないためには?
寸借詐欺に遭わないためには、見知らぬ人からお金を貸してほしいと頼まれたとき、すぐに応じないことが大切です。 タイトルのケースのように交通費を貸してほしいと言われたら、「駅員や警察に相談してみてください」と提案すると良いでしょう。もし相手にやましい気持ちがあれば、その時点で引き下がる可能性があります。 仮に本当に困っている人だったとしても、駅や警察などには、困っている人を助けるサポート体制が整っています。あなたがわざわざお金を貸す必要はありません。助けたい気持ちは素敵ですが、自分の身を守ることが最も大切です。
寸借詐欺に気をつけよう
日常生活で、誰かが困っている様子を見かけたら助けてあげたいと思うのは当然のことです。しかし少額のお金を貸すという行為にはリスクがあることを忘れないようにしましょう。特に見知らぬ人からお金を貸してほしいと言われた場合、すぐに応じるのではなく冷静に状況を判断することが大切です。 「駅員さんや警察に相談してください」と提案するだけでも、詐欺を未然に防ぐことができるかもしれません。善意につけ込まれることがないように、しっかりと自分のお金を守ってくださいね。 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部