日経平均下落の引き金「半導体株」にどう向き合うべきか
専業投資家インフルエンサー、DAIBOUCHOUさんが足元の注目銘柄についてお話しします
2006年に資産10億円を達成した専業投資家インフルエンサーのDAIBOUCHOUさん。バリュー株・連続増配株・成長株をはじめ、さまざまなジャンルの有望銘柄や、それを発見するための情報収集術、過去の売買エピソードなどを語り尽くします。日経平均株価は3月まで年初来で20%超の上昇率となっていましたが、4月は月間で5%ほど下落する厳しい展開となりました。上昇相場の牽引役となった半導体関連銘柄が息切れしています。DAIBOUCHOUさんが、牽引役セクターに対する考え方、4月の下落の真因について語りました。4月に入ってから、3月とは打って変わって、マーケットには逆風が吹いているように見える人もいると思います。実際、日経平均株価の値動きを見ると、3月22日に最高値4万1087円をつけたあと、下げへと転じました。4月19日には3万6733円まで下落したので、約1カ月の間に10.6%も調整したことになります。 新NISA(少額投資非課税制度)の口座を開いて、初めて株式投資にチャレンジした人にとっては、ちょっとした試練かもしれません。1月にスタートダッシュを決めた人は、年初から最高値まで23%程度の値上がり率を取っているので、ここで10%下落しても、まだ余裕があると思います。株価が上昇しているのを見て、3月に入ってから慌てて飛びついた人は、今回の下げ局面で胃が痛い思いをしているのではないでしょうか。
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DAIBOUCHOU