【ザ・ノース・フェイス】アウトドアの機能を育児のストレス軽減に生かす、マタニティ&ファミリーライン
「yoi」ではSDGsの17の目標のうち「3. すべての人に健康と福祉を」、「5. ジェンダー平等を実現しよう」、「10. 人や国の不平等をなくそう」の実現を目指しています。そこで、yoi編集長の高井が、同じくその実現を目指す企業に突撃取材! 今回は、「ザ・ノース・フェイス」のマタニティ&ファミリーライン「MATERNITY+」について、キッズグループ マネージャーの田中恒光さんとプレスの谷本茉莉さんにお話を伺いました。 【写真】ザ・ノース・フェイス、パタゴニアなどアウトドアブランドの名品
アウトドアで培った機能を、育児のストレス軽減に生かしたい
高井: まずは「MATERNITY+」のはじまりから伺いたいのですが、前身となる「THE NORTH FACE for MATERNITY」が誕生したのが2019年。これは2018年からザ・ノース・フェイスが実施している、女性の挑戦や冒険を応援するキャンペーン「#SHEMOVESMOUNTAINS」がきっかけで生まれたのでしょうか? 谷本: アメリカで「#SHEMOVESMOUNTAINS」キャンペーンが始まったとき、すでに日本でもマタニティラインの構想が始まっていました。たまたま時期が重なっているだけで、キャンペーンとは別の動きなんです。 田中: 僕は2013年からキッズチームに加わったのですが、2014年あたりからベビーのラインアップを増やし、2016年には抱っこ紐やベビーカーに装着可能な保温カバー「ベビーシェルブランケット」の構想がありました。そうした動きの先に、自然と「マタニティ」というキーワードが出てきて。 創業者のケネス・“ハップ”・クロップが掲げる「アウトドアと日常のシームレス化」に基づいて、アウトドアで培った機能を育児に関わる人たちのストレス軽減に生かすというコンセプトで企画しています。
抱っことおんぶ、双方に対応するユニセックスのレインコート「マタニティ ピッカパックレインコート」。抱っこしているときはフロント、おんぶしているときはバックのファスナーにベビーカバーを連結できる。コートのフードは襟の部分に収納できる。Mサイズは約540g、Lサイズは約635g。¥49500/ザ・ノース・フェイス