【独占インタビュー後編】憧れの選手、渡邊雄太のこと、バスケを始めたきっかけ……故障直前のモラントが大いに語る<DUNKSHOOT>
――では、子どもの頃に憧れていた選手は?あるいは、影響を受けた選手はいる? JM:デイム(デイミアン・リラード/ミルウォーキー・バックス)、CJ(マッカラム/ニューオリンズ・ペリカンズ)、ステフ(カリー/ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、(パスカル) シアカム(トロント・ラプターズ)、(フレッド) ヴァンブリート(ヒューストン・ロケッツ)だね。 彼らはNBAで成功しているミッドメジャー(NCAAトーナメントにおけるパワーファイブ以外のカンファレンス)出身の選手たち。俺のために扉を開いてくれたのは彼らなんだ。彼らがやったくれたことを、今度は俺がしたいと思っている。このリーグで成功し、ミッドメジャーの選手たちのために扉を開いておくことをね。 ――NBA入り後、プレーに驚かされた選手はいる? JM:(カイリー) アービング(ダラス・マーベリックス)だね。スターとの対決は彼が初めてだった。試合前に審判がガードの俺たちにボールを持ってきたんだ。普段の俺ならボールを取り、一度ドリブルして戻す。でも彼はボールを取り、クロスオーバーを始めた。試合はまだ始まってすらいないのにね。それが俺の初めてのマッチアップだったわけさ。 でも、試合では俺たちが勝った。初めて30得点を記録することもできた。しかも、勝ち越しを狙ったアービングのショットを俺がブロックしてオーバータイムに持ち込んだんだ。 ――コアプレーヤーの1人だったディロン・ブルックス(ロケッツ)がチームを去ったことで、チームの雰囲気は変わったのだろうか? JM:過去にこだわっている暇はないよ。チームが一体となり、練習し続け、上手くなり続けていかなくては。俺たちには今この時が大事なんだ。 ――今季のリーグトップ10プレーヤーは誰だと思う?そして、君自身をランク付けするとしたら? JM:リーグには才能ある選手がたくさんいる。俺より優れているのは誰か、なんて発言できる立場にはないね。他のみんなの意見次第だよ。
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