犬飼貴丈、絶対に『絶対BL』が続きそうな雰囲気に苦笑 2024は「ドラマとしての面白さも加わった」
俳優の犬飼貴丈主演で、原作・紺吉による不条理BLギャグ漫画の実写化ドラマ『絶対BLになる世界 VS 絶対BLになりたくない男 2024』が映像配信サービスのLemino(レミノ)で独占配信が開始となった。ORICON NEWSは犬飼にインタビューを実施。シーズンを順調に重ねている『絶対BL』への本音に迫った。 【写真】イケメンだらけの『絶対BL』に主演する犬飼貴丈 ■『絶対BL』が待望の続編 犬飼貴丈が苦笑い フラグは「ほぼ目が合うだけ」 原作は、自分が「BL漫画」の世界に生きていることに気が付いてしまった主人公の男・モブ(犬飼)が、立ち上がりまくる “BL恋愛フラグ”(=恋に発展しそうなシチュエーション)を鮮やかにかわしながら日々を過ごしていく、ピュアラブもギャグも満載の人気作。最新作の恋愛フラグはちょっと、いやかなり強力!?モブはBがLする展開を回避できるのか!?モブの弟・綾人役のゆうたろう、モブに恋心を抱く菊池役の伊藤あさひ、綾人の恋人・東條役の塩野瑛久、腐男子で常にBがLする展開を待っているBL漫画家・真山役に和田颯(Da-iCE)といったおなじみの出演者のほか、今回からモブの前に突然現れた“最強のフラグ”旗野役に世古口凌、モブと同じ大学に通い天気を気にする大学生・条司役に富永勇也といったフレッシュなキャストも加わった。 ――続編のオファーを振り返っていかがでしたか? 【犬飼】「なんで?」と思いました。そんなに流行っているのか、と。自分としては全く自覚がなくて。誰かが無理して借金して作っているんじゃないかと心配になるぐらいでした。まぁ、一部では、アンダーグラウンドでカルト的な人気を博しているみたいなウワサもちらっと聞いたりするので。その層に支えられているのかなと思いつつ、感謝しながら作りました。 ――キャストの皆さんとの連携も深まったのかなと思いますが、いかがでしょうか? 【犬飼】「また会ってしまったね」みたいな。このとんでもない世界に、また迷い込んできてしまったみたいな感じです。 ――今回は、どういうところが見どころになっていますか? 【犬飼】今回は、6話と話数がすごく多いので、毎回毎回が気になる感じで終わっていくんじゃないかなと思います。構成的に前は映画的な楽しさがあったと思うんですけど、今回はドラマ的な楽しさがあるのかなと思います。 ――どんなフラグが立つのか、毎回楽しみですが、驚いたフラグはありましたか? 【犬飼】ほぼ目が合うだけみたいなのはありました(笑)。なんでもできるんだなって思って。キッカケというのは本当になんでもよくて。そこに気持ちがあれば別に、どんなことでもフラグになるんだと感じました。撮影中もみんなで「なんでもありだな(笑)」みたいな話をしながらやってました。 ――おなじみキャストも、時間を経てどう変わったのか伺いたいです。まずは、ゆうたろうさんから。 【犬飼】ゆうたろうくんは相変わらずです。すごく生意気な弟みたいな感じで。去年、別の作品で一緒になったことがあって、その時もご飯行ったりしました。コンスタントに会う後輩みたいな感覚です。すごく後輩力高いです。ゆうたろうという存在自体に起承転結があって面白いなと思います。 ――伊藤あさひさんは。 【犬飼】あさひくんも去年一緒になったんです。その時もご飯行ったりしました。前作よりも仲深まった状態でできたのは、すごくこの作品にとってもよかったかなって思います。 ――塩野瑛久さんもお願いします。 【犬飼】塩野くんは相変わらず。当時のままだなって思います。東條として出てるけど、塩野くんだなって思わされるところが多々あって。穏やかですし、すごく東條に近い人物として僕の中では認識してます。物腰柔らかいし、キザだし(笑)。東條がそのままいるような感じです。 ――和田颯さんの印象を伺いたいです。 【犬飼】撮影中に1回ぐらいしかお会いできなくて。でも、定期的にお会いすることができているので、ありがたいです。このドラマのおかげかなと思いますね。 ――今回のメインキャラクターの1人になる世古口颯さんの印象は? 【犬飼】すごく物静かで優しい方なイメージがあって。柔らかい印象でした。印象通りすごい柔らかい人でした。北海道生まれなのかなってぐらい肌も白かったです。キレイな顔もしてますね。 ――富永勇也さんもお聞かせください。 【犬飼】実は、そんなに絡むところがなくて残念でした。すごく大人でスマートなイメージを持ちました。きっちりしてる感じもあり、すごく安心できるタイプの方だなって思いました。 ――そして、またしても特撮作品に出演した方がよく出てると、話題になりました。 【犬飼】狙ってるじゃないですか(笑)。そっちのファンの方も捕まえてやろうみたいな。もう裏に魂胆があるんじゃないかなと思います。その魂胆が見え隠れしてるのも、またこの作品の面白いところなのかなと思います。