監督解任のマンU戦控えるチェルシー指揮官が対策明かす「PSVの試合をいくつか…」
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、マンチェスター・ユナイテッド戦の準備を再考せざるを得なくなったことを認めた。29日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。 27日に行われたプレミアリーグ第9節のニューカッスル戦を2-1で勝利したチェルシーは、30日に行われるカラバオ・カップ4回戦で再びニューカッスルと対戦後、11月3日にはプレミアリーグ第10節でマンチェスター・ユナイテッドとの対戦を予定している。 しかし、そのマンチェスター・ユナイテッドでは28日にエリック・テン・ハフ監督が解任されており、後任が決定するまでの間はコーチのルート・ファン・ニステルローイ氏が暫定的にチームを率いることが明らかになっている。 すでに後任はスポルティングからルベン・アモリム監督を1000万ユーロ(約16億円)の契約解除条項を行使して引き抜くことが決定的になっていると報じられているが、チェルシー戦には間に合わず、ファン・ニステルローイ氏が初めてプレミアリーグで指揮を執る可能性も浮上している。 これにより、試合前には対戦相手のことをよく研究していることで知られているマレスカ監督は、2011年から2012年まで共にマラガでプレーしていたファン・ニステルローイ氏と対戦する可能性があることから、同氏が2022年7月から今年5月まで率いていたPSVの試合を見返し始めたことを明かした。 マンチェスター・ユナイテッド戦で誰が指揮すると思うかと聞かれたマレスカ監督は、「おそらくルートになるだろう。彼は私の友人で、マラガでは一緒にプレーして、今でも関係は続いているよ」と元同僚との対戦になることを予想しながら、次のように続けた。 「私たちはPSVの試合をいくつか見始めた。すでにマンチェスター・ユナイテッドの試合は多く見ていたけどね。エリックのことは残念に思うけど、同時にルートのことは嬉しく思う。日曜日に彼に会えることを楽しみにしている」
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