<ガンバレ!球児たち>’24センバツ 諦めない心で戦う 青森山田選手ら、知事に意気込み /青森
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援)に出場する青森山田の選手らが27日、青森県庁に宮下宗一郎知事を表敬訪問し、全力プレーを誓った。橋場公祐主将(2年)は「厳しい戦いが続くと思うが、諦めない心を忘れず優勝を目指したい」と宣言した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 宮下知事は一人一人から意気込みを聞き、「野球を好きな気持ちを大切に、夢の舞台を楽しんでほしい」と激励。県勢の2校出場は8年ぶりで、兜森崇朗監督は「県勢の甲子園での対決を夢見て選手共々頑張っている。まずは初戦突破を目指す」とあいさつした。 ◇壮行式、600人が鼓舞 この日は、県庁訪問に先だって同校で壮行式も開かれた。選手たちは本大会での入場行進曲、シンガー・ソングライターのあいみょんさんの「愛の花」に合わせて体育館に入場。在校生や教職員ら約600人が手拍子で迎えた。 壮行式では、橋場主将が「必ず春の初勝利を達成する」とあいさつし、毎日新聞青森支局の遠山和彦支局長から選抜旗の授与を受けた花田惇校長が「(勝って)校歌を何回も歌えるように頑張ってほしい。いい報告を待っている」と選手たちを鼓舞した。【江沢雄志】