「こんな世界もあるんだ」相武紗季が多忙な20代で海外留学した理由と貴重な経験明かす
18歳でデビューし多方面で活躍する相武紗季さん。意外な幼少期の過ごし方から、超多忙だったデビュー後の生活、20代後半で留学を決めた理由についてお話を伺いました。(全3回中の1回) 【画像】天使すぎる!よちよち歩きの相武さんから「アスレチックでガッツポーズ!」な小学生時代など、デビュー前の貴重な写真アルバム(全9枚)
■人前に出るのは苦手だった幼少期 ── 小さい頃はどんな性格のお子さんでしたか。 相武さん:私はどちらかというと内弁慶で、人前で何かをするのは苦手なタイプでした。外で走り回っている活発な子ではあったのですが、人見知りで内向的な子どもだったと思います。
── どんな遊びをしていましたか。 相武さん:関西だとケイドロと言うのですが、警察と泥棒に分かれてする鬼ごっこや、色鬼、基本的に外で走り回るものが好きでした。バスケットボールや水泳など体を動かすことが好きだった一方で、家では、姉と手芸をするのも好きでした。ミサンガも編んで作りましたね。大人になってからも羊毛フェルトにハマっていました。 ── お母さんが宝塚歌劇団の出身で、お父さんがアメリカンフットボール選手というご家庭で育ちましたが、家での決まりごとのようなものはありましたか。
相武さん:うちは本当にテレビをつけない家で。観るとしたらニュースが基本で、バラエティ番組やドラマもあまり観てこなかったんです。お休みの日には、母とは宝塚の舞台を観に行き、父とはアメリカンフットボールの試合を観にいく。極端な感じがしますが、その二択が多かったと思います。 ── お姉さんも宝塚歌劇団で活躍されますが、相武さんはどんな夢を持っていましたか。 相武さん:動物のお医者さんとか、水泳をしていたので何かそれに繋がるもので、イルカの調教師になってみたいとは言っていたようなのですが、スカウトされるまであまり夢らしい夢はなかったんです。姉は幼少期からずっと「宝塚の舞台に立ちたい」という夢を持っていたので、それを聞いて焦っていたのは覚えています。
■デビュー後は「寝る間も惜しんで働いて」 ── スカウトをきっかけにデビューされましたが、芸能界に入ることに対してご家族はどのような反応でしたか。 相武さん:家でテレビを観ていなかったので、どんな世界なのかあまりよくわかっていなかったんです。「女優さんになるんだ!」というような意気込みもなく、漠然と「これからはテレビに出る機会があるのかな」という感じでした。両親も「まだ高校生で、ダメだったら大学に行けばいいし、1~2年東京で試してみたら」というような軽い気持ちで送り出してくれたと思います。