「ボディリフト後の姿を公開する人続出」減量後のたるんだ皮膚切除で形成外科が大人気…ダイエット薬ブームの余波?
やる価値あり! 手術で見た目もメンタルも改善
ブルームバーグによれば、ボディリフト手術は、20年ほど前に胃や腸のサイズを小さくして減量する施術が流行したときに増加したという。手術後の患者の健康と自信が改善されることが示されたということだ。 実際に減量薬で45kg以上減量した後、お腹のたるみの除去とバストリフトを受けた47歳の女性は、20年ぶりにビキニ姿で洗濯板のような腹筋をソーシャルメディアで披露している。ブルームバーグによれば、「文字通り最高の人生を送っている」と言っているそうだ。 2種の減量薬で約70kgの減量に成功した女性は、胴体周りの手術を受け約2.7kgの皮膚と組織を切除したという。乳房の縮小とリフトアップも受けており、手術は絶対的に価値があったとしている。 もっともASPSによれば、処置が広範囲に及ぶため、傷跡が大きく残るというデメリットもある。医師はできる限り目立たない場所で切開を行うように心がけているそうだ。また、手術後にリバウンドする例も多い。一部の医師たちは、減量薬でダイエットした患者たちには、体重の安定を確認した後に手術を行うとしている。
文:山川真智子