シメオネ監督はCL新フォーマットに「すべてがポジティブ」と前向き 「人々にとって更に面白いCLになるだろう」
アトレティコ・マドリード(スペイン)を率いるディエゴ・シメオネ監督が、19日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節のライプツィヒ(ドイツ)戦の前日会見に臨んだ。18日、スペインメディアの『マルカ』がその内容を伝えた。 2023-24シーズンのCLでは準々決勝でドルトムントに敗れたアトレティコをを率いるシメオネ監督は、4チームずつ8グループに分かれてグループステージを戦う方式から、全36クラブで一つのリーグ戦(リーグフェーズ)を戦う「スイス式トーナメント」が採用されるなど新たなフォーマットが採用されるCLについて「すべてがポジティブだ。勝たないといけない。どこと戦うかは関係ない。とにかく勝つ必要がある」と前向きにとらえていることを説明。 続けて「ミランとリヴァプールの試合を見た。人々にとって更に面白いCLになるだろう。なぜなら、参加チームは勝たないといけなくなったからだ。引き分けはある程度までは役に立つだろうが、より激しく競う必要が出る。ヨーロッパではどのチームも大きく成長していて、困難を生み出すだろうから」と新フォーマットでは勝ち点「3」を取る姿勢が重要になってくるとの見解を示し「我々自身にもっと多くのものを求めていく。目の前の試合、そして次の試合という姿勢を忘れることがないようにね」と意気込みを語った。 また、シメオネ監督はマンチェスター・シティから新たに加入したアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスについて「彼は高貴で、働き者な青年だ。間違いなく彼は我々に多くの重要なものを与えてくれるだろう。彼の休暇は(コパ・アメリカとパリオリンピック2024の両方に参加したため)短く、アトレティコで少しトレーニングして、(FIFAワールドカップ26南米予選を戦う)アルゼンチン代表の活動に参加して、ここに戻ってきた。我々は彼を助けないといけないし、最善の方法でそうする必要がある」と、アルバレスがベストパフォーマンスを発揮するまでに時間を要することに理解を示した。 そして、「彼が我々のためにできることがわかっているからこそ、彼に求めるんだ。先日のリーグ戦で彼がゴールを決めるのを見た。これが、これから彼がたくさん決めるゴールの始まりになることを願うよ」とアルバレスに対する期待を示した。
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