「まちじゅうエヴァ」第4弾開幕 新企画続々、目玉は彫刻デザインコン【宇部】
宇部市が主催する「まちじゅうエヴァンゲリオン」第4弾のオープニングイベントが4日、ときわミュージアム「世界を旅する植物館」で開かれた。篠﨑圭二市長、宇部観光コンベンション協会の柳田英治会長ら関係者150人が出席。来年1月19日までの期間中に実施されるさまざまな企画が紹介された。 今回の目玉企画は、キャラクターをはじめ、印象に残っているものを自由な発想でデザイン化した作品を募集する「トリビュート彫刻デザイン案コンテスト」。最優秀作品は来年度、実物作品として鋳造し、市内に設置する。 式典では、市のイメージキャラクター・チョーコクンがコンテストの概要を説明。デザイン案まで提案した。大のエヴァファンでもある篠﨑市長は「原作者の庵野秀明さんが生まれ育った宇部のまちの魅力を感じてもらえれば。彫刻のまちとしてコンテストには世界中から参加してほしい」と期待した。 また、初企画のイベントとして、常盤公園を舞台にしたオリジナル謎解きゲーム「ときわ公園、使徒」、スマートフォンでまち巡りを楽しむ宇部回遊サウンドツアーを実施。ともに葛城ミサトが常盤公園、市内の観光スポットを案内する。 同サウンドツアーのスポット選定などに携わった山口大大学院創成科学研究科2年の宮本拓実さんは「観光客、エヴァファンだけでなく、市民の皆さんも市の魅力を再発見できると思う。ミサトさんと一緒にまち歩きを楽しんでほしい」と呼び掛けた。 毎回好評のグルメフェアでは、今回は過去最多の市内48店舗が地元食材を使った77品のコラボメニュー・商品を開発している。対象商品の購入者には全10種類あるオリジナルステッカーがランダムで1枚贈られる。 山口宇部空港では1階ロビーに限定商品などを販売するポップアップショップを設置。JR宇部・小野田線スマホスタンプラリーも開催する。