オジサン、恥ずかしがらないで! 日傘を持つことが"センスあるメンズ"と認定されるみたいです
日傘は下降気味の体力とお肌への立派な投資です
梅雨時期の晴れほど嬉しいものはありませんが、猛暑で日差しが厳しいと外回りも楽じゃありません。 雨の日だけじゃない!これから主流になる傘のトレンドをお教えします。 そんな時、試してみて即気に入ったアイテムがあります。そう、日傘です。今や日傘を使っていることが"気遣いできるメンズとして高評価を受ける"と巷では噂になっており、記録的酷暑のせいもあってか、いよいよ常識が覆り始めている印象。 日傘男子なるワードも誕生し、令和も数年経ちますが、ただいかんせんビジネスパーソンの中ではまだまだ浸透していない様子で、やはりオジサンの凝り固まった旧式のアタマでは、近所の麗しきマダムやお肌に気をつかってるレディが持っているイメージが こびりついており、どうしてもメンズファッションとは縁遠い印象のまま……。
しかし、日本では古来より男性も日傘を活用していた文献も残っており、江戸時代には なんと贅沢禁止の御触れで“男の日傘”が幕府から禁止されたこともあるくらい。もちろんその名残りではないにしろ、男性の間でマイナーなのは事実。まぁ、例えば上司が一緒にいる状況だとしたら、自分ひとりだけさせませんよね。むむむ。
そもそも、この時期に最も気をつけなければならない熱中症は、気温や湿度が高い環境と長時間に渡る直射日光が主な原因。
なぜガテン系のいかつい現場作業員の方が年中長袖を着用しているのか、それは怪我の防止だけでなく肌に降り注ぐ日差しを軽減するためでもある訳で。
もちろん、夏場の長袖×屋外作業ロングコースは超超ハードですが、近年は接触冷感タイプやUVカットの商品が充実し、テッキーなアパレルが体力勝負のサポートをしっかりと担っているのも事実。だからこそ、暴論かもしれませんが、夏場に長袖シャツを着用するのもある意味、日傘と同じ効果があるんです。
当然、紳士のマナーに則り“絶対”半袖シャツを着ないジェントルマンは別問題として置いておきますが、ただ欧州とは異なる環境の高温多湿な日本では汗をかきやすく、その後のニオイも気になる。