大谷翔平、年齢別現役最高選手に4年連続で選ばれる
『MLB.com』が年齢別現役最高選手を選出し、現地8月27日付の記事でそのリストを発表した。
これは同サイトが20歳から41歳にかけて、各年齢で今年最高のパフォーマンスを示している選手を1人ずつ選ぶと言う趣旨のものとなっており、今年29歳の選手(6月30日時点の年齢を採用/大谷は7月で30歳)にはドジャースの大谷翔平が選ばれている。
この選出について同サイトは、「この年齢のこの最高選手は、選出が難しくなかった」との一言を添えている。なお、大谷が年齢別最高選手に選出されたのは、2021年以降4年連続であり、その間、この世代の2位には一貫して先発右腕のコービン・バーンズが入っている(2021年のみ、2位はバーンズを含む3人の先発投手がランクインしている)。
1つ上の30歳では、ダイヤモンドバックスのケテル・マルテが選ばれているが、記事ではこの世代について、「この年齢は、2位のフランシスコ・リンドーア(メッツ)を始め、(昨年1位の)コリー・シーガー(レンジャーズ)、アレックス・ブレグマン(アストロズ)、さらにはショウタ・イマナガ(カブス)と、強豪がひしめいている」としている。
31歳はホセ・ラミレス(ガーディアンズ)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)、そしてトレイ・ターナー(フィリーズ)といったスター選手を抑え、ドジャースのムーキー・ベッツが選ばれている。
記事ではドジャースでMVPトリオを形成するベッツを「ムーキーより野球をプレーする姿を見て幸せにさせてくれる選手はほとんどいない」と評している。ドジャースMVPトリオと言えば、フレディ・フリーマンも34歳の世代で最高選手に選出されている。
この他、30代前半ではともにヤンキースでプレーする32歳のアーロン・ジャッジ(大谷と同じく4年連続)、そして33歳のゲリット・コールと、脂の乗った選手たちが顔を揃えている。
また、30代後半から41歳にかけては、35歳から順にクリス・セール(ブレーブス)、クレイトン・カーショー(ドジャース)、アンドリュー・マカッチェン(パイレーツ)、カルロス・サンタナ(ガーディアンズ)、マックス・シャーザー(レンジャーズ)、チャーリー・モートン(ブレーブス)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)と、7人中5人が先発投手という顔ぶれになっている。