【高校野球・新潟】8強出そろう!シード校は帝京長岡・日本文理のみに…公立校が奮闘!佐渡が関根学園下しベスト8で中越と対戦へ
夏の高校野球新潟大会は18日、4回戦8試合が行われ、ベスト8が出そろった。第1シードの帝京長岡は7回コールドで新発田農を下し、第2シードの日本文理は三条に6-0の完封勝利でベスト8進出を決めた。一方で、第3シードの関根学園が佐渡に敗れた。準々決勝は20日と21日に行われる。 【18日時点の勝ち上がり表】ベスト8が決定!帝京長岡×北越 新発田南×十日町 日本文理×新潟産大附属 中越×佐渡
【Aブロック】帝京長岡は新発田農にコールド勝ち 北越は長岡大手の追い上げ振り切りベスト8へ
第1シードの帝京長岡は新発田農と対戦した。帝京長岡は二本柱の1人・小林が今大会初登板。初回、先頭打者にヒットを許し、スコアリングポジションにランナーを背負うが、後続を断ち、無失点で切り抜ける。一方の帝京打線は1回裏、4番茨木がレフトへのホームランを放ち、2点を先制。その後も足を絡め、5回までに10得点を挙げる。帝京の小林は4回に2点を失うも、その後は得点を許さず、帝京長岡が10-2の7回コールドでベスト8進出を決めた。 新発田農 0002000 2 帝京長岡 210430×10 昨夏の王者・東京学館新潟を破り、勢いに乗る長岡大手は北越と対戦。試合は5回まで0-0の展開に。均衡を破ったのは、北越だった。6回表に2本のヒットと3つの四球で3点を先制する。長岡大手は6回・7回に1点ずつを返したが、8回に2点を追加した北越が逃げ切り、5-2でベスト8進出を決めた。 北越 000003020 5 長岡大手 000001100 2
【Bブロック】新発田南の小林佑が3試合連続完投勝利 十日町はコールド勝ちでベスト8へ
2回戦、3回戦を完封で勝利し、今大会無失点の新発田南・小林佑は長岡商業と対戦した。ここまで2試合連続で完投している小林は疲れからか、初回から長岡商業打線にヒットを許す苦しいピッチングに。打線は2回にノーヒットで1点を先制する。一方、長岡商業打線は小林を攻め立て、4回に1点、5回に2点を挙げ、逆転に成功する。小林を援護したい打線は6回表、2本のヒットで同点に追いつくと、7回にも1点を挙げて1点を勝ち越す。小林はその後もランナーを許す苦しいピッチングとなったが、要所を締め、9回を投げきり6-3で勝利。ベスト8進出を決めた。 新発田南 010002102 6 長岡商 000120000 3 第4シードの開志学園を破った十日町と三条東の公立対決となった4回戦は、十日町が2回に丸山のランニングホームランで2点を先制し、主導権を握る。3回にも渡辺の2塁打などで3点を追加。投げては、2年生の丸山が5回を被安打2、無失点の好投を見せる。7回にも2点を奪った十日町が7回コールド勝ちでベスト8に駒を進めた。 三条東 0000000 0 十日町 0230002 7
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