ウェイドが初めてカーメロのプレーを見た時の衝撃を明かす「これまで見たなかでベストな選手だと思った」<DUNKSHOOT>
9月13日(日本時間14日、日付は以下同)、ドゥエイン・ウェイド(元マイアミ・ヒートほか)のポッドキャスト番組『The Why with Dwyane Wade』の最新エピソードが公開され、ゲストにカーメロ・アンソニー(元デンバー・ナゲッツほか)が出演した。 【動画】シラキュース大を全米優勝に導いたカーメロの大学時代のハイライト! 2003年のドラフト1巡目3位でナゲッツから指名されたカーメロ、同5位でヒートから指名されたウェイドは、クリーブランド・キャバリアーズから全体1位指名されたレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)とともに同期でトップクラスの実績を残してきたレジェンド。 番組内ではウェイドがカーメロのプレーを初めて見た2002年の話に。当時マーケット大3年のウェイドは同年11月14日に、カーメロ率いるシラキュース大とメンフィス大の一戦を現地観戦した時のことを次のように語っていた。 「俺は高校の時から評判が良いと聞いていた男のプレーを見ていたんだ。ちょっと嫌ってもいたけど、まあ見てみようってなった。そしたら30点くらい取っていた、それでいて簡単にプレーしているように見えたんだ。 その時の俺は『なんだよ。こんなヤツ見たことがない』って感じだった。君(カーメロ)は笑いながら、洗練されたプレーでバスケットボールをしていた。これは自分が目にしてきた中でベストなバスケットボールプレーヤーだと思ったね」 カーメロは1年生ながらエースを任され、2003年のNCAAトーナメントではエリート8(準々決勝)から3戦連続で20得点、10リバウンド以上と大暴れ。カンザス大との決勝では20得点、10リバウンド、7アシストとオールラウンドな活躍を見せ、シラキュース大を初優勝へ導き、トーナメントの最優秀選手賞(Most Outstanding Player)に選出されている。 一方のウェイドはカンザス大に敗れてファイナル4(準決勝)で姿を消したものの、ケンタッキー大とのエリート8で29得点、11リバウンド、11アシストのトリプルダブルを達成した。 のちにNBAでスターとなった両者だが、カレッジの時点でカーメロのプレーは洗練されていたとウェイドは振り返っていた。 文●秋山裕之(フリーライター)
【関連記事】
- 「一緒にプレーするまではすごく大人しかった」ブルズ時代の同僚が全盛時のローズを回想「俺の中では最高に面白いヤツの1人」<DUNKSHOOT>
- 「ヨーロッパ出身選手のバスケIQはNBA選手よりも優れている」165cmの小兵ボイキンスが欧州とNBAのスタイルの違いに言及<DUNKSHOOT>
- パリ五輪での“テイタム起用問題”により、今季のカーHCはボストンでブーイング必至?「容赦なく怒りをぶつけてくるだろう」<DUNKSHOOT>
- 「ファンが彼を押しつぶすだろう」グリーンがシクサーズ移籍のジョージに忠告「ファンは敵より自軍の選手に厳しく当たる」<DUNKSHOOT>
- ヤングがドンチッチとの“ライバル関係”について言及「2人の間にあるのはフレンドリーな競争」<DUNKSHOOT>