Rマドリード・ビニシウス（2019年7月撮影）

　レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス（23）が、選手の市場価値ランキングで世界トップの仲間入りを果たしたことをスペイン紙アス電子版が11日に報じた。 【動画】Ｒマドリード・ビニシウスが喜びのゴールパフォーマンス 　ビニシウスは18年夏のRマドリード加入以降、着実に進化を遂げている。ベンゼマが退団した今季、攻撃力の低下が大いに懸念される中、前半戦はけがで約2カ月間の欠場を余儀なくさたが、後半戦に入ると爆発力を発揮。最終的に欧州チャンピオンズリーグ準決勝バイエルン・ミュンヘン戦や決勝ドルトムント戦でもゴールを決め、公式戦39試合、24得点7アシストという好成績を残し、バロンドール受賞の最有力候補と言われている。 　このような素晴らしいパフォーマンスが高く評価され、最近更新されたばかりのドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」によるビニシウスの市場価値は、半年前とから20％アップの1億8000万ユーロ（約297億円）に達した。 　これにより、チームメイトのイングランド代表MFベリンガム、今夏のRマドリード入りがすでに発表されているフランス代表FWエムバペ、マンチェスター・シティーのノルウェー代表FWハーランドと並び、選手の市場価値ランキングでトップとなった。 　この4人に続き、マンチェスター・シティーのイングランド代表FWフォーデンが1億5000万ユーロ（約247億5000万円）で5位、アーセナルのイングランド代表FWサカが1億4000万ユーロ（約231億円）で6位、レバークーゼンのビルツが1億3000万ユーロ（約214億5000万円）で7位となっている。 　世界のトップ4人のうち3人を抱えることになるRマドリードではさらに、ウルグアイ代表MFバルベルデが1億2000万ユーロ（約198億円）で8位、ブラジル代表FWロドリゴが1億1000万ユーロ（約181億5000万円）で12位、フランス代表MFのカマビンガとチュアメニがともに1億ユーロ（約165億円）で15位につけている。（高橋智行通信員）