石井館長が残り4枠について、海人と野杁に「出て欲しい」とラブコールを送った

　2024年3月20日（水・祝）東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX』の記者会見が、2月8日（木）都内にて行われた。 【写真】出場が決定した12名、現在のところ日本人選手は和島のみ 　今大会で行われる「-70kg WORLD CHAMPIONSHIP TOURNAMENT 1st ROUND」（-70kg世界最強決定トーナメント）に出場する、16名のうち12名が発表となった。 　残り4名に関しては、2月20日までに全ての選手を発表。1回戦の対戦カードもそこで発表となる。 　会見に出席したK-1ファウンダーの石井和義館長は「僕としては海人くんに出て欲しい。野杁くんも意地を見せて欲しいね。まだ引退する選手じゃないので。海人くんは強い選手とやりたいと言っているので、次の試合で怪我をしなかったらぜひ残り4枠に呼んでいただきたい」と、シュートボクシング・RISE・KNOCK OUTの統一王者・海人（TEAM F.O.D）とK-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明（ K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）にラブコール。 　カルロス菊田K-1プロデューサーは「何とも言えないですが、あらゆる可能性を追及しているところであります」と答え、宮田充Krushプロデューサーは「SBさんとは昨年の開国を受けて選手のやり取りをしています。海人選手は2月10日に試合があるので、それが終わってからの話になると思います。野杁選手にも打診はさせてもらっています」と返答。 　野杁に関しては「別に意地悪をして溜めているわけでもなく、ジムさんを通じて話し合いをしているところですね。ですのでファンの皆さん、逆にどんどん騒いでください」と、ファンの声が野杁の背中を押すかもしれないとし、石井館長も「どこそこに行くにしても出た方がいいですよ。後悔すると思う」と野杁に出場を薦めた。 　石井館長が「あと日本人で若い選手はいないのかな？ チャンスをあげた方がいいと思います」と提案すると、宮田Pは「去年の実績、ここに名を連ねたいK-1のファイターもスタンバイしています。2月20日前後を目指して1回戦の組み合わせと4選手を確定させていきます」と、候補はいるとする。 　さらに石井館長が「RISEやDEEP☆KICKにはいないんですか？」と聞くと、宮田Pは「RISEさんともやり取りをさせていただく機会はあるんですが、70kgはちょっとなってところがあります」と、選手層が薄いとの回答を得ているとした。 　なお、残り4枠のうちの1枠はタイ人選手になることがほぼ決まっており、残り3枠に日本代表選手として海人、野杁が入るか注目される。