チア世界大会で初優勝、船橋の大学4年伏見さん 競技で「人を元気に」 市長を訪問、快挙報告
チアリーディングの世界大会で初優勝を飾った日本代表の一人で船橋市在住の伏見莉子さん(21)=市立湊町小、同湊中出身=が同市役所を訪れ、松戸徹市長らに快挙を報告。伏見さんは「人を元気にしたり笑顔にしたりできる」とチアリーディングの魅力を語った。 伏見さんが出場したのは、4月に米フロリダ州で行われた「ICU世界チアリーディング選手権大会」のオールガールエリート部門。世界から約50カ国が出場する世界最大規模の大会という。伏見さんは有力選手を集めるため国内の競技団体が実施した「個人トライアウト」で日本代表23人の一人に選ばれた。 日本代表は準決勝2位だったが、決勝で巻き返し初の栄冠を獲得。「決勝までの時間で細かい点を詰めて演技の完成度を上げた」と勝因を分析しつつ「優勝できると思っていなかったので、名前を呼ばれた時は『えっ?』という感じだった」と振り返った。 伏見さんは5歳からチアリーディングを始め、大学4年生の現在は東京都内のクラブチームに所属。就職しても競技は続けるつもりだ。「クラブチームで思うような結果を残せていない。来年は自分たちのチームで世界大会に出場できるように頑張る」と決意を口にした。