「ぼくのお日さま」主演に越山敬達、ヒロインに中西希亜良を抜擢 池松壮亮と共演
映画「ぼくのお日さま」の新たなキャストが解禁となり、越山敬達が主人公・タクヤ役、中西希亜良がヒロイン・さくら役に抜擢されたことが明らかに。公開は9月に決定し、このたび30秒予告と場面写真が到着した。 【動画】越山敬達・中西希亜良・池松壮亮が共演する「ぼくのお日さま」30秒予告はこちらから 「僕はイエス様が嫌い」の奥山大史が監督・撮影・脚本・編集を担当した本作。雪の降る街を舞台に、吃音を持つホッケー少年タクヤ、フィギュアスケートを学ぶ少女さくら、そして元フィギュアスケート選手でさくらのコーチである荒川という3人の視点から物語が紡がれる。池松が荒川に扮し、若葉竜也が荒川の恋人・五十嵐を演じるのは既報の通り。 映画初主演となる越山は、ドラマ「天狗の台所」への出演で知られ、EBiDAN(恵比寿学園男子部)の研究生・EBiDAN NEXTとしても活躍する14歳。4歳からのスケート経験を生かし、劇中ではアイスホッケーとアイスダンスに初挑戦している。越山は「クランクインした時はこれまでにないほど緊張していました」と振り返り、「スケートをしながら何テイクも重ねたことは大変でしたがそれが報われる素敵な映像になっています」とつづった。 本作で演技デビューを果たした12歳の中西は、フランス語・英語が堪能なマルチリンガルで、4歳から現在までフィギュアスケートを習う上級者。スケートのコーチの勧めで本作のオーディションに参加し、100名以上の応募者の中から選ばれた。中西は「こんなすてきな作品に参加できて、本当に幸せで、ありがたくて、今でも信じられない気持ちです」「とっても寒い冬の撮影現場でも、いつも心はあったかくて、この映画はそんな気持ちにさせてくれる作品だと感じています」と語る。奥山は「この2人と池松さんの組み合わせだったからこそ生まれた奇跡のようなシーンが、本作には映っています」と自信をうかがわせた。 そのほか、さくらの母親役で山田真歩、タクヤの友人役で潤浩の出演も決定。YouTubeで公開された映像には、タクヤとさくらがペアでアイスダンスを練習するシーンなどが、ハンバート ハンバートによる主題歌「ぼくのお日さま」とともに収められている。 ■ 越山敬達 コメント タクヤ役を演じさせていただきました、越山敬達です。「ぼくのお日さま」は、僕にとって初の主演映画だったので、クランクインした時はこれまでにないほど緊張していました。ですが、すごく明るい現場で、キャストの皆さんやスタッフさんも優しい方ばかりだったので、一瞬で馴染めたし、撮影期間もあっという間に過ぎていきました。スケートをしながら何テイクも重ねたことは大変でしたがそれが報われる素敵な映像になっています。僕にとって「ぼくのお日さま」という作品が忘れられないように、皆さんにとってもきっと忘れられない作品になると思います! 是非劇場に足を運んでみてください!! ■ 中西希亜良 コメント こんなすてきな作品に参加できて、本当に幸せで、ありがたくて、今でも信じられない気持ちです。演技もはじめてで緊張しましたが、奥山監督や池松さん、越山くん、そしてスタッフのみなさんがいつも助けてくれました。でもその分、スケートでは誰よりも頑張ろうと撮影に臨みました。とっても寒い冬の撮影現場でも、いつも心はあったかくて、この映画はそんな気持ちにさせてくれる作品だと感じています。たくさんの方に観ていただけたら嬉しいです。 ■ 奥山大史 コメント 主役となる二人を探すため、繰り返しオーディションを行い、スケートリンクにも度々足を運びました。その末に越山くんと中西さんに出会えたことは、本作にとって、この上なく幸せな出来事でした。スイッチを入れるべきシーンでは、グッと集中して役に入り込み、自然体でいて欲しいシーンでは、嘘のない無邪気さを見せてくれた越山くん。吹替やCGでは決して表現できない優雅な滑りを魅せ、初挑戦となるお芝居にもまるでスポーツのように粘り強く取り組んでくれた中西さん。この2人と池松さんの組み合わせだったからこそ生まれた奇跡のようなシーンが、本作には映っています。 (c) 2024「ぼくのお日さま」製作委員会/COMME DES CINÉMAS