【住之江ボート・ヴィーナスS】坂野さくら まくり差し1着で予選突破に望み「師匠のおかげです」
ボートレース住之江の「ヴィーナスシリーズ第2戦発刊60周年記念大阪スポーツ賞第35回アクアクイーンカップ」は21日、予選3日目が行われた。 坂野さくら(27=福井)は5R、4カドからコンマ11のトップスタートを決め、まくり差し1着。得点率を5・75に伸ばし、一日早い勝負駆けをクリアした。 56号機は前操者の倉谷和信も伸びを評価していた良機。序盤は「伸びはいいけど、これでは乗れない」と苦戦。着順も4、3、6着と低調だったが、3日目に上向いた。 その原動力となったのは師匠の今井美亜だ。「ペラを聞いて叩いて乗りやすくなった。足は出足より伸びの方がいい。師匠のおかげです」と感謝仕切り。 今井も「舟の向きは良かったよ」と仕上がりには太鼓判。ただ、その一方で「スリットから締められたと思うけどね」とレース運びには注文をつけた。 師匠の叱咤激励を受けながら予選突破、そして初優出と前進していく。
東スポWEB