2025年3月から「マイナ免許証」が運用開始!「ゴールド免許」を持ってるけど、切り替えるメリットはある? なくしたら1ヶ月くらい運転できないの?
マイナ免許証の注意点
現行の運転免許証には氏名や住所、免許の種別だけでなく有効期限も記載されているのですぐに確認できます。ただし、マイナ免許証には運転免許証機能の有効期限は記載されません。マイナンバーカード自体の有効期限を運転免許証の期限と思い込んでしまい、いつのまにか失効して「無意識に無免許運転をしてしまう」リスクも上がるかもしれません。 また紛失するとマイナカードの再発行が必要となり、その間は自動車を運転できなくなる可能性があります。通常の再発行は1~2ヶ月、2024年12月から始まった特急発行・交付制度を利用すれば約1週間で再発行が可能ですが、日常的に自動車を運転する人にとってはデメリットとなり得ます。 その点、現行の運転免許証は免許試験場に行けば基本的に即日発行してもらえるので、免許証がないことで運転できなくなるリスクを軽減できます。
まとめ
本記事では、2025年3月に開始予定の「マイナ免許証」はメリットがあるのか、注意すべき点について解説しました。各種手数料負担を減らして手続きを効率化でき、優良運転者と一般運転者は更新時の講習をオンラインで受けられる点はうれしいですが、有効期限が分かりにくいなどのデメリットもあります。 現時点で切り替えが義務付けられるわけではないので、心配な場合は現行の運転免許証を使いながら様子を見てみるのもいいかもしれません。 出典 警察庁 「道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行に伴う関係政令の整備等及び経過措置に関する政令案」等に対する意見の募集について マイナンバーカード総合サイト 特急発行・交付制度による申請方法 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部