河村市長「サンキューベリマッチ」 職員にお別れ、15日に自動失職
27日投開票の衆院選に立候補を表明している名古屋市の河村たかし市長が11日、最後の予定となる登庁日を迎えた。河村市長は15日に自動失職する。 【画像】河村市長、なぜいま国政アゲイン？「高市より石破」見えた転身への道 「変な市長を可愛がってくださいまして、サンキューベリマッチ」。この日午後、市役所で開かれた市幹部会で河村市長は市職員への感謝をこう伝えた。3人の副市長から花束を渡され、記念撮影を終えると集まった職員から拍手で会議室を送り出された。 河村市長は、14日付の辞表を市議会議長に提出していたが、11日の市議会本会議で辞職は賛成少数で否決された。衆院選公示日の15日に自動失職することになった。 議会終了後、河村氏は記者団の取材に「筋を通そうと思ったが、仕方ない。何をやってもたたかれるから」と語った。
朝日新聞社
