神戸で日本初のホテル開催ボクシング世界戦/兵庫
神戸ポートピアホテル(神戸市中央区)で国内で初めての「ホテル世界戦」が7月18日に開催される。 米国・ラスベガスなど海外では、カジノなどが備わった豪華ホテルでボクシングの世界戦が行われるのは恒例だが、日本では体育館や公共施設にほぼ限定されて行われてきた。今回、プロボクシングの公式戦が国内で初めて行われたとされる神戸で、またも日本初の試みが行われる。神戸らしいファッショナブルで豪華な演出が期待される。
行われるのは国際ボクシング連盟(IBF)スーパーフライ級王座決定戦で、亀田大毅選手が返上し空位となった王座を、地元の千里馬神戸ジム所属の帝里木下選手と南アフリカのゾラニ・テテ選手が争う。使われる「大輪田」の間は、約3000人が収容できる大宴会場。「元々、地元の長谷川穂積選手の調印式など世界戦行事は行っていたので、ノウハウはある。少しでもホテルらしい、おもてなしを演出して神戸を盛り上げたい」と同ホテル営業部。チケットなど問い合わせは、千里馬プロモーション(078・271・2777)まで。 (谷川しゅんき/関西ライター名鑑)