「警察官」と「消防士」のどちらになるかで迷っている高校生の息子。共通点が多いイメージがあるのですが、仕事内容やシフトはどのように異なるのでしょうか? また、「年収」にはどれだけの差がありますか?
警察官の年収
警察官の平均年収は700万円です。令和5年地方公務員給与実態調査によると、警察官(地方公務員)の平均給料月額は36万9082円(扶養、地域手当含む)となっています。 警察官は国家公務員と地方公務員で差があり、国家公務員の方が給料は高くなります。経験年数や対応した仕事による手当もあるので、年数を重ねると年収も上がるでしょう。 また、高卒と大卒で初任給は異なりますが、経験年数や階級に応じて変わってくるので学歴はあまり気にならないでしょう。
消防士の年収
消防士の平均年収は650万円となっています。令和5年地方公務員給与実態調査によると、消防士の平均給料月額は33万9802円(扶養、地域手当含む)となっています。 また、大学卒業程度の消防官採用試験、専門・短大卒業程度の消防官採用試験、高卒程度の消防官採用試験があり、受検する試験によって給与が異なります。さらに大きな消防本部に属したり、役職が上がったりすると給与は高くなります。
自分に合った仕事を選ぼう
警察官と消防士は似ているようで違います。年収に大きな差はなく、どちらも責任の大きい仕事なので高い設定となっています。仕事内容や勤務体制も違うので、よく理解したうえで、どちらの職業が自分に合っているのかを考えましょう。 出典 警察庁 資格の講座 警察官の平均年収はどのくらい? 資格の講座 消防士の平均年収はいくら? 総務省 令和5年地方公務員給与実態調査 第1表の1 団体区分別、男女別、会計別、職員別職員数及び平均基本給月額 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部