愛知で住宅2棟全焼、3遺体発見 「炎が家屋の倍ぐらい上がった」
5日午前2時35分ごろ、愛知県瀬戸市坂上町の会社員近藤義明さん(56)方で出火していると119番があった。隣家にも延焼し、木造2階建て住宅計2棟が全焼した。焼け跡から性別不明の3人の遺体が発見された。近藤さんの妻(59)、長男(26)、母親(83)と連絡が取れていない。瀬戸署が身元の確認を進め、出火原因などを調べる。 近藤さん方は5人暮らし。当時近藤さんは外出中で、長女は自力で逃げ出した。延焼した隣家の住人2人も無事だった。約4時間15分後に鎮火した。 近くの女性(73)は「火の粉が次々と出て激しく燃え、炎が家屋の倍ぐらい上がっていた」と驚いた様子だった。