フェルスタッペンが中国GP圧勝で今季4勝目!ノリス、ペレスが表彰台…角田裕毅&リカルドのRB勢はもらい事故でWリタイア|F1
2024年のF1第5戦、中国GP決勝が21日行われた。 現地上海は土曜日から雨が降らず、曇りのドライコンディションでスタート時刻を迎えた。 【動画】角田裕毅、マグヌッセンに当てられ中国GP無念のリタイア…リカルドはリスタート直前、ターン14でストロールに追突される 決勝では多くが第1スティントにミディアムをチョイス。17番グリッドのケビン・マグヌッセンのみがハードで、11番グリッドのランス・ストロール、18番グリッドのルイス・ハミルトン、19番グリッドの角田裕毅、ピットレーンスタートのローガン・サージェントの4台はソフトを選択している。 ブラックアウトとなり、フェルスタッペンがトップでターン1に入っていく。2番手フェルナンド・アロンソ、以下セルジオ・ペレス、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ、ジョージ・ラッセルの順番でコントロールラインに戻ってきた。角田裕毅はオープニングラップで3台抜き、16番手で2周目に入っている。だがここからは15番手僚友ダニエル・リカルドの背後、トレインで走行することに。 ペレスは5/56周目のターン6でアロンソのインを突き、2番手に浮上した。レッドブル1-2ながら、この時点でトップのフェルスタッペンはすでに4秒前という状況になり、さらに独走状態へと持ち込んでいく。 9/56周目に入るタイミングで、ニコ・ヒュルケンベルグ、角田、チョウの3台が最初のピットインとなった。ここで角田はソフトからミディアムに変更している。 ここから続々とタイヤ交換を行うドライバーが続出してくる。角田は新品ミディアムでのペースが良かったこともあり、アレクサンダー・アルボンの前に出ている。 1-2のレッドブル勢は14/56周目にダブルピットストップを行い、両車ミディアムからハードにつないだ。 20/56周目でまだピットに入っていないのはノリスとルクレールのみ。1ストップを視野に入れてのロングスティントを続けている。 角田は20周目のターン15で、6周ぶんフレッシュなミディアムである僚友リカルドに抜かれ、この時点の15番手となっている。 21周目のターン11奥でバルテリ・ボッタスがマシンストップ。これでセクター2&3はイエローフラッグとなり、ここからバーチャルセーフティーカーに突入する。ノリスはコントロールライン上でピットに入れず、ルクレールはピット入口に間に合い、ハードに変更した。ノリスは次の23周目にようやくピットイン。VSC継続中だったため、ノリスも得をした展開となった。 ボッタスのマシン除去に時間が掛かっていることもあり、23/56周目の途中にVSCからセーフティーカーに変更となった。この決定を受けて、SCの隊列が組まれる前にピットインを行うマシンが一気に増える。角田もここでピットに入り、ハードの第3スティントに移行した。フレッシュなハードを装着して15番手となっている。
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