【マイルCS】1週前追い ブレイディヴェーグは美浦Wコースでラスト11秒3 宮田師「伸びは目を見張るものがある」
《美浦》府中牝馬Sで復帰Vを飾ったブレイディヴェーグ(宮田、牝4)はWコースで6ハロン82秒5―11秒3。ゴール前で仕掛けられると鋭く加速し、中ロジシルバー(3勝)と併入、外ジーククローネ(1勝)に1馬身先着した。「稽古は変わらずいい動きをするし、(残り)1ハロンを切ってからの伸びは目を見張るものがある。(初のマイルは)チャレンジだと思うけど、どんな走りをするのか楽しみ」と宮田調教師。 スプリンターズS5着ウインマーベル(深山、牡5)はWコースで6ハロン81秒9-11秒7。一杯に追われて、外の僚馬に2馬身先着した。「1週前にしては上々。いつも通りの調整で、いい感じできている。ペースが落ち着くマイルなら前々で持ち味が生かせる。改めて」と深山調教師。 府中牝馬S4着フィアスプライド(国枝、牝6)はWコースで5ハロン67秒2―11秒3。ゴール前で仕掛けられると機敏な反応を見せ、エリザベス女王杯に挑むエリカヴィータ(OP)と併入した。国枝調教師は「動きは良かったし、ここ最近は安定してきている。条件はマイルの方がいいし、今回は使った上積みがある」と好気配を伝えた。 信越Sを勝ったレイベリング(鹿戸、牡4)はWコースで6ハロン83秒9-11秒7。馬なりで2歳馬2頭と併入した。手綱を取った津村騎手は「初めて乗りましたけど、息が合いましたね。リズム良くいい感じで行けました。オープン馬の背中をしているし、いいイメージをつかめました」と手応え。