時代を先取りしすぎた斬新なスタイリング! アメリカ生まれのホンダ「エレメント」とは
キュートなのは、エンジン型式が「ホンダ オブ アメリカK24A」とされていることです。しかも車検証に記載されている車名は「ホンダオブアメリカ」です。さらに付け加えるならば、スピードメーターの表示が、キロメートルに加えてマイルでもあるのです。遊び心ですよね。 このクルマの販売が不振だったのは、クルマのせいではなく、僕ら日本人の感覚がまだ貧相だったからなのかもしれません。そんな気がするほど、このクルマには魅力が満載されています。 ◾️ホンダ「エレメント」 <エンジン> 形式:ホンダ オブ アメリカ K24A 種類:水冷直列4気筒横置 燃料供給装置形式:電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-F1) 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン 総排気量(cc):2354 圧縮比:9.7 最高出力(ps/r.p.m):160/5500 最大トルク(kg-m//r.p.m):22.2/4500 燃料供給装置:EFI-D(電子制御式燃料噴射装置) 燃料タンク容量(リットル):60 <寸法・定員> 全長(mm):4300 全幅(mm):1815 全高(mm):1790 ホイールベース(mm):2575 車両重量(kg):1560 最低地上高(mm):175 乗車定員(名):5 ※ ※ ※ 2003年にホンダから発売されたレジャーバイク「Solo」は、スーパーカブ系の空冷4ストローク50ccエンジン搭載し、日常の移動手段としてはもとより、ファッションアイテムの一部として乗る喜び、持つ喜びを満喫できるバイクを目指し開発されました。
「Solo」には、新設計のバックボーンフレームに細身のタンクを装備し、シングルサスペンションや大型のサドルシートを採用。さらにホイールベースを1285mmと長くし、スリムな18インチの大径ホイールの採用で、全体をすっきりとした個性的なスタイリングでまとめています。 また、タンクやフレーム、シートなどの色を自由に組み合わせができるカラーオーダープランは、STYLE1、STYLE2を合わせて285通り(スタンダード3色含まず)用意されており、遊び心満点の一台でした。
木下隆之