釣り情報【府内河川】14漁業組合が遊漁料を一部値上げ
京都府内の14漁業組合でつくる「内水面漁業協同組合連合会」が、物価高騰の影響を受ける放流事業の維持などのため、構成組合での値上げを決めた。由良川漁業協同組合(日和隆組合長)の管轄下での値上げ幅は500円から1千円になる。 同漁協では毎年、3月から2月末までが有効の年券、一日限りの日券を発行。3月から、アユを含む全魚種が対象の年券は1万円から1万1千円、日券は3千円から3500円に、アユを含まない年券は5千円で据え置き、日券は1千円から2千円とする。価格は20年以上、据え置いていた。 福知山市などを流れる由良川でのアユ漁は昨年、6、7両月は雨の影響で釣り人が川に入れる期間が少なく、竿漁は2271匹と例年よりやや落ち込んだが、網漁は好調で、799・96キロと過去5年間で最も漁獲量が多くなった。 漁協では、春に実施するアユの稚魚の放流だけでなく、秋に卵を持った親アユの放流もしており、「年2回の放流の効果と、天然遡上の増加もあって近年は多くのアユが河川を上ってきます。シーズン中は市内外から多くの方が訪れて漁を楽しみ、河川に親しんでいただいています」という。 また、例年3月16日からアマゴ釣りを解禁しており、アマゴの放流にも取り組む。今年もアユ、アマゴともに例年同様の放流計画を立てている。同漁協では「たくさんの人が自然と親しめる河川環境の維持、資源となる魚の放流数確保のためにも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします」としている。
週末と祝日の舞鶴湾の潮位
【10日】 満潮=1時19分(22センチ)、15時51分(9センチ) 干潮=9時20分(マイナス19センチ)、20時11分(4センチ) 【11日】 満潮=2時16分(22センチ)、16時15分(9センチ) 干潮=10時4分(マイナス19センチ)、21時16分(0センチ) 【12日】 満潮=3時13分(20センチ)、16時41分(9センチ) 干潮=10時46分(マイナス17センチ)、22時22分(マイナス4センチ)