福岡城跡・潮見櫓の仮囲いに博多湾モチーフの壁画…幅50m「海を見渡し、城を守る」着想
潮見櫓の復元工事は、来年2月にも完了する見込み。福岡市史跡整備活用課の担当者は「潮見櫓の復元がいよいよというところで、風景にマッチした作品を仕上げてくれた。周辺のにぎわいにもつながってくれれば」と期待を寄せる。一方で、工事が完了すれば仮囲いは撤去されるため、現地での作品公開はおよそ1か月半限定となる。
坪山さんは、「多くの人の協力のおかげで『撤去されるのはもったいない』と言われる作品を作ることができた。たくさんの人に見てもらい、福岡のアートを盛り上げる一助になればうれしい」と話している。